事業報告第11期事業報告

第11期事業報告

特定非営利活動法人 情報セキュリティ研究所


1.サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム

昨年に引き続き、第16回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムおよび第7回情報危機管理コンテストを平成24年5月24日~26日の3日間、Big・Uとホテルシーモアにて開催し、無事盛況のうちに終了した。

2.コンサルティング事業

  • 美浜町
    基幹系電算システムおよび情報系システムを含む情報システム全体の運用、次期調達の企画等の必要なITアドバイザー業務を行った。
  • 芦屋市
    情報システムやネットワークの構築等の企画立案、情報システムやネットワークについての整備・更新の支援等業務を行った。
  • 和歌山大学
    和歌山大学の情報セキュリティポリシーに基づき、組織が保有する情報資産の調査及びヒヤリングを実施し、「情報セキュリティポリシー」啓蒙及び監査を行った。
  • 有田川町
    次期基幹系電算システムの構築における、助言・意見を提供し、調達時に仕様策定通りに同システムが構築されたかの検収業務を行った。
  • みなべ町
    学校端末の調達において、競争原理を導入し、みなべ町に最適な学校端末システムの調達を可能とするため、情報収集と分析や仕様書策定支援業務を行った。

3.啓蒙教育研修事業

  • 和歌山県自治体セキュリティ対策協議会
    各自治体に対して、職員向け情報セキュリティ研修(16団体)や情報システム管理者研修(8団体)、情報セキュリティ診断(1団体)、ポリシーの見直し(2団体)、Web自己点検(1団体)などの支援業務を行った。
  • 有田川町
    有田川町内における各小中学校の学校長及び教職員に対して、研修を実施した。
  • 他府県研修
    他府県の団体から情報セキュリティ研修依頼があり、講演を行った。
  • ねっと安全わかやま事業
    昨年度に引き続き、和歌山県教育委員会から、「ネットパトロール事業」を受託した。本年度は、パトロールや情報セキュリティ講座の他、パトロール指導員が各学校に巡回指導を行っている。また、情報モラルに関する教材(DVD)を作成し、県内の全小、中、高等学校に配布する予定である。
  • サイバーパトロール事業
    昨年度に引き続き、和歌山県警から受託した。ネットワーク空間をパトロールして、県民が被害に遭うような悪質サイトの探索や、犯罪を誘発する書き込みの発見に努めると共に、サイバートラブル相談窓口を設置し、和歌山県民からメールによる相談に応じている。また、和歌山県内の自治体や企業、その他団体等広く一般を対象にサイバーカレッジを開催している。フィルタリング活用のためのスマホ向けアプリ「フィル活」の作成業務にも取り組んでいる。

4.構築・運営に関する事業

  • 和歌山県自治体セキュリティ対策協議会
    日高川町内の小・中学校に対し、ハードウェア及びソフトウェアの監視及び運用指導、情報セキュリティ対策の推進などの情報教育システムサポート業務を行った。

5.企画・研究事業

  • 鳥獣被害対策事業
    8期に兵庫県立大らと連携し農水省からの研究事業として採用され、23年度で最終の3年目を迎えた。この研究におけるRIISの成果として、ガスボンベを使った「小型落下装置」の特許出願を行った。
    • 6.その他

      • 和歌山県新しい公共支援事業における専門家派遣による個別支援事業
        平成23年から2年間、NPO活動に関わる活動基盤の整備を図るため、寄付金募集、融資円滑化、情報発信の強化、認定NPO法人化などの支援を受ける対象団体として選定を受け、専門家の派遣などにより、自主・自立した活動に向けた技術的助言や、情報発信コンテンツ等の作成支援を受けている。24年度末までに「寄付プログラムの構築」と、「外部へのアプローチの方法」の支援を受け、実現できるよう取り組んでいる。
      • 地域における有害情報対策推進事業
        平成24年度青少年を取り巻く有害環境対策の推進事業として文科省の公募に応募した。実行委員会を立ち上げ、和歌山大学教育学部を初め、PTA連合会や他のNPO団体とも連携し、運営体制も整えたが、残念ながら不採択となった。
      • 防災観光スマホシステム事業
        平成18年から19年にかけて、いくつかの有志自治体と研究していた「ケータイ安全安心ネットワーク実証実験プロジェクト」(Mossネット)について、当時は、ケータイでの開発が難しかった同システムが、最近、利用が拡大しているスマホでは比較的容易に構築できることが分かり、サンプルシステムを構築している。